中国外交部の汪文斌報道官が12月22日、中日韓三国協力について、記者の質問に答えた。
記者:報道によると、中日韓三国が2021年の「東アジア文化都市」の当選都市を共同で発表した。それによると、中国の紹興市と敦煌市、日本の北九州市、韓国の順天市がともに選ばれた。「東アジア文化都市」の選定は三ヶ国の文化分野における重要な協力プロジェクトであり、コロナ感染症が続く中で、中日韓三国の各分野における協力をさらに紹介してもらえるか。
汪文斌報道官:今年以来、突如襲ってきた新型コロナウイルス感染症を前にして、中日韓の共同努力のもとで、三ヶ国の各分野の実務協力が引き続き前へ進み、積極的な成果を得ている。われわれは新型コロナウイルス感染症特別外相会議、運輸・物流大臣会合、財務大臣・中央銀行総裁会議、特許庁長官会合などを相次いで開催し、二回に渡り保健大臣会合を行い、コロナ対策における協力の強化、地域の産業チェーンとサプライチェーンの安定の維持、経済回復の促進などについて、幾多の共通認識を達成した。それと同時に、「東アジア文化都市」の選定、文化産業フォーラム、「悟空杯」中日韓青少年漫画コンテストを計画通りに実施し、三ヶ国の民間交流と友情を力強く促進してきた。
中日韓協力は東アジア協力の重要な一部で、原動力の源でもある。中国側は三ヶ国協力を高く重視し、韓国側、日本側と緊密な意思疎通を保ち、中日韓協力が更に新しい進展を得るよう推し進め、ポストコロナの経済回復に新たな弾みをつけ、地域と世界の平和、安定、発展と繁栄に新たな貢献をしてまいりたい。
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