統計データによると、2005年には、中国のハイテク製品の年間輸出額が1億ドルを上回る企業が279社に達し、累計輸出額は1728.2億ドルとなり、ハイテク製品輸出総額の79.2％を占めることになった。そのうち、年間輸出額が100億ドルを上回った企業（年間輸出額が100億ドルを上回る企業が現れたのは中国で初めて）は1社、年間輸出額が50億ドルを上回った企業は4社、年間輸出額が10億ドルを上回った企業は38社。2004年に比べると、輸出額が1億ドルを上回った企業の数は40社、10億ドルを上回った企業の数は8社、50億ドルを上回った企業の数は1社増えた。

  2005年には、ハイテク製品輸入額が1億ドルを上回った企業は313社に達し、年間累計輸入額は1364.7億ドルとなり、ハイテク製品輸入総額の69％を占めることになった。そのうち、50億ドルを上回った企業は1社、10億ドルを上回った企業は24社。2004年と比べると、輸入額が1億ドルを上回った企業の数は45社、10億ドルを上回った企業の数は4社増えた。

  中国のハイテク企業の平均輸出入貿易規模はますます大きくなっている。輸出から見ると、2005年における輸出額が1億ドルを上回った企業の年平均の輸出額は6.2億ドルに達し、2004年比0.7億ドル増となった。そのうち、輸出額上位3社のハイテク製品輸出額はそれぞれ105.4億ドル、62.1億ドル、61.9億ドルに達し、それぞれ61％、13.7％、91.3％増で、2004年の輸出額上位3社の輸出額に比べるとそれぞれ40億ドル、7.5億ドル、8.7億ドル増。

  輸入から見ると、2005年における1億ドルを上回る企業の年平均輸入額は4.4億ドルに達し、2004年比0.5億ドル増。そのうち、輸入額上位3社のハイテク製品輸入額はそれぞれ91.1億ドル、42.4億ドル、42.3億ドルで、2004年の輸入額上位3社の輸入額に比べるとそれぞれ36.3億ドル、12.2億ドル、15億ドル増。

  2005年、中国ではいくつかのイノベーション能力のある国内ハイテク企業が急成長を遂げ、中国の自主的知的所有権、独自ブランドを持つハイテク製品の輸出は200億ドルを上回ることになった。華為技術有限会社の海外での売上高は48億ドルに達し、そのうちハイテク製品の輸出は20億ドルに上り、86％増。聯想（レノボ）国際情報製品（深セン）有限会社の輸出額は13.4億ドル。中興通信株式有限会社の輸出額は7.4億ドルで、72.4％増。TCL社の輸出額は6.2億ドルで、9％増。波導社は4億ドルの輸出で、67.4％増。

「チャイナネット」2006年2月20日