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駐福岡総領事館:中国は一貫して科学的態度で積極的に世界中での新型コロナウイルス発生源追跡に協力する
2021-08-23 10:40

    中国は世界中での発生源追跡の取り組みを非常に重視している。中国は世界各国と同じく新型コロナウイルスの被害者であり、そして同じくできるだけ早くウイルスの発生源を突き止め、感染拡大を押さえ込むことを望んでいる。同時に、我々はウイルス発生源追跡が厳粛な科学の問題であることを認識しなければならない。感染症を政治問題化し、ウイルスで汚名を着せ、発生源追跡を手段にする全ての政治的な操作は、本国の感染対策や科学的な発生源追跡に一利もないだけではなく、国際社会に亀裂を生じさせ、発生源追跡の方向性を偏らせて、団結の大局に影響を与え、世界各国の人々により大きな傷害をもたらす。

    中国は一貫して科学的態度で積極的に世界中での新型コロナウイルス発生源追跡に協力しており、これまでに2回、WHOの専門家を招き、発生源追跡共同研究を行い、そのために極めて大きな努力を払った。専門家らは行きたいと思うところにはすべて行き、会いたいと希望する人にもすべて会い、WHOは今年3月に中国とWHOの共同研究報告を発表し、発生源追跡問題について最も権威のある、専門的で科学的な結論を出した。中国の専門家はまた、自らWHOに第2段階の計画を提出した。先ごろ70余りの国が、WHO事務局長への書簡や声明の発表、及び口上書の提出などを通じ、中国とWHOの発生源追跡共同研究報告を支持し、政治問題化に反対している。世界の100余りの国と地域の300余りの政党、社会組織、シンクタンクがWHO事務局に「共同声明」を提出し、発生源追跡研究を客観的かつ公正に進めることを呼びかけ、政治問題化に断固反対した。これらの正義の声も重視されなければならない。

    新型コロナウイルスの発生源追跡問題に関する中国側の立場は一貫的で明確である。

    (1)新型コロナウイルスの発生源追跡は科学の問題である。科学者の研究を通じてウイルスの動物発生源と人類への感染ルートを解明すべきで、いかなる国にも、自らの政治的な私利のために、命を軽視し、科学の問題を政治化して、他国を中傷し攻撃する権利はない。

    (2)中国とWHOが発表した共同研究報告は、国際社会や科学界が公認する結論と提案である。WHOを含む各方面は共同研究報告を尊重し、実施せねばならない。今後の世界範囲内における発生源追跡活動も、新規まき直しではなく、この報告書を踏まえて展開すべきである。

    (3)中国は一貫して、科学的なウイルスの発生源追跡活動を支持し、引き続き参加していく。我々が反対しているのは、政治的追跡であり、WHO総会決議に反する追跡であり、中国とWHOが発表した共同研究報告を放棄し、別のものを作ることである。

    (4)WHO事務局はWHO総会決議に則り、世界での発生源追跡計画、そしてその後続のメカニズムも含めて、メンバー国と十分協議すべきである。メンバー国の意見を十分に尊重し、特に当事国における発生源追跡計画はその国と相談して決めるべきで、こうした上で効率的な協力を展開していかなければならない。

    発生源追跡問題でわれわれは中傷するのではなく、協力すべきだ。うそを言うのではなく、真相を解明しなければならない。政治的操作ではなく、科学を尊重しなければならない。中国は引き続き各方面と共に、オープン、透明、科学、協力の精神を堅持し、世界中でのウイルス発生源追跡協力を支持し、参加し、人類が最終的にパンデミックに打ち勝つために貢献する。

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