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駐福岡総領事館報道官は、駐日米国臨時代理大使が九州メディアを通して中国を批判中傷した発言について記者の質問に答える
2021-10-26 17:57

   問:報道によると、米国のレイモンド・F・グリーン駐日臨時代理大使が先ごろ九州を訪れ、現地メディアの取材を受け、中国台湾、香港、新疆に関する問題について語り、中国は他国の先端技術を盗むなどしているとし、米英豪の「AUKUS」などの枠組み参加国はルールに基づいた秩序を掲げていることだとし、逆に中国はそうした秩序を崩そうとしていると述べた。さらに中国の新疆ウイグル自治区や香港での人権侵害は極めて深刻とし、日本を含む国際社会は公に中国を批判することは望ましいと述べた。総領事館はどうコメントするか。

  答:米国の一部の者は再び飛び表に出てきて、言いたい放題で、うそを並べ立て、フェイク情報を流し、中国の内政に対し、干渉をたくらんでおり、われわれは強い不満と断固たる反対を表明する。

  台湾に関する事柄について、台湾が中国の領土の不可分の一部であることをあらためて強調したい。台湾に関する事柄は完全に中国の内政であり、外部のいかなる干渉も許さない。中国の主権や領土保全など核心の利益に関わる問題で妥協や譲歩のいかなる余地もない。いかなる者も中国人民の国家主権と領土保全を守る強い決意、固い意志、強大な能力を見くびってはならない。中国完全統一の歴史的任務は必ず実現しなければならないし、必ず実現できる。われわれは米国の一部の者に対し、歴史の大きなすう勢をはっきり認識し、時代の潮流に逆行しないよう忠告する。

  香港に関する事柄について、香港事務は完全に中国の内政であり、米国を含むいかなる国もそれについてあれこれと指摘する権力や資格はないことを米国は認識すべきだ。中国側は「一国二制度」、「香港人による香港管理」、高度の自治の貫徹を堅持する決意はゆるぎないもので、いかなる外部勢力による香港事務や中国内政への干渉に反対する決意も同じくゆるぎないものだ。事実は雄弁に勝る。「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」の実施と「愛国者による香港管理」の原則が確実に実行に移され、香港社会の暴力と混乱の状態は完全に転換し、広範な香港民衆の合法的権利と自由が一段と保障され、香港が一段と繁栄、安定している。

  新疆に関する事柄について、米国など少数の西側の国は人には言えない政治的目的のためにフェイク情報やうそをつくり出して、流し続け、新疆などに関わる事柄で中国を批判中傷し続け、人権問題を口実に内政干渉している。現在、ウイグル族を含む新疆の各民族民衆は法に基づき中国の憲法と法律によって与えられた諸権利を享受している。新疆地区の各民族人民は安定、安全、発展、進歩を享受しており、これは最も成功した人権の物語の一つだ。われわれは米国の一部の者に対し、自国の深刻な人権問題をしっかり反省し、アフガニスタンなどにもたらした人道危機をしっかり反省し、人権を口実に中国を批判中傷するのをやめるよう忠告する。

  米国の少数の者は、中国の今日の発展の成果は他国の先端技術を盗んで実現したものだとしている。そうした発言は笑止千万で、発言者の心は真っ黒で、厚顔無恥である。これは自分ばかりが優れていると思い、人が上手く行くことを見たくない彼らの心理を示している。新中国成立以来、特に改革・開放以来、中国は世界に注目する発展の成果を収め、世界第2位の経済体、第1位の製造業大国、最大のモノ貿易国に成長した。中国は西側先進国が数百年かかった工業化プロセスを数十年で成し遂げた。これらの成果は中国人民の自らの勤労と知恵、イノベーション精神で地道に励んで得たもので、盗んだものではない。これについては国際社会と米国の有識者におのずから正議がある。

  AUKUSについて、米英豪3国による「アングロサクソン」の小グループをつくるもので、典型的な軍事ブロックであり、時代遅れの冷戦ゼロサム思考に満ちていることをますます多くの国が認識していることにわれわれは留意している。米英は地政学的、経済的実利の二重の考えから、米英豪による原子力潜水艦協力を進め、オーストラリアに濃度90%以上の兵器級高濃縮ウランを譲渡するもので、深刻な核拡散リスクが生じ、「核兵器不拡散条約」の目的と趣旨に反するものだ。これは3カ国がルールを守らず、ルールを壊す最たる例であることを十分示している。

  最後に米国の一部の者が日本など他国を中国との対決に巻き込み、お先棒を担がせようとたくらみ、下心が極めて陰険で、また非常に危険であることを指摘しなければならない。

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