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2022年度日本九州中日友好交流大会における中日友好協会唐家璇会長からの祝電
2022-01-26 17:36

  新春の訪れにあたり、九州中日友好交流大会が盛大に開催され、心より謹んで祝福し、お祝いを申し上げます。

  中日両国は一衣帯水で、長い友好往来の歴史をもっています。日本の本土から中国に最も近い地区である九州は以前より中国との交流が最も盛んで、友好の伝統が最も濃い地域の一つであると称えられ、幾度も率先して対中友好交流・協力の事業を興し、豊かな成果を上げてきました。今昔を思い比べるとき、私たちは大会の発起人である松本龍先生ら古い友人を深く追慕するとともに、中日友好事業に長い間尽力された九州地区の各友好団体並びに各界の友人に崇高な敬意を表します。

  中日は互いに重要な近隣で、いずれも地域と世界の重要な国であり、協力すれば共に利があり、闘えば共に傷つく関係にあります。長期にわたる健全で安定した中日関係を守り、発展させることは、両国と両国人民の根本的利益に合致し、また、地域と世界の平和・安定および発展・繁栄にも有益です。この点については、世界の100年ぶりの変局と世紀の感染症という二重の試練を前にする現在、殊の外重要なことに思われます。両国の各界は人類運命共同体の意識を一段と深め、中日関係の平和・発展・協力・ウィンウィンの大きな方向を堅守することを両国人民の最も幅広い共通認識にすべきです。

  春は生命力と希望をはぐくむ季節で、これは中日両国人民の友好事業が歳月が経つほどますます新しくなり、新たな様相が煥発しつつあることをはっきりと示しています。今年は中日国交正常化50周年で、中日関係は過去を総括し、未来を企画する重要な歴史的節目な年を迎えます。民をもって官を促し、官民がともに取り組むことは戦後の中日関係の再建・発展における独特の伝統、強みであり、絶えず拡大する共通利益、日本全国に数多くある民間の友好団体と友人は中日関係を安定させる強固な基礎と力です。伝統と強みはさらに受け継ぎ、発揚すべきであり、基礎と力は絶えず強固にし、拡大することを堅持しなければなりません。「五十にして天命を知る」と言います。双方は国交正常化50周年を新たな起点、新たな契機とし、初心を思い起こし、使命を忘れず、歴史を鑑として未来を切り開き、手を携えて中日民間友好事業の新時代を開拓すべきです。今回の大会が知恵を寄せ集め、共通認識を広げ、友好の伝統を発揚し、友好の大計を共に話し合い、新時代の中日友好関係をより高い段階に押し進めるために知恵と力を貢献することを希望いたします。

  九州中日友好交流大会が成功裏に開催することをお祈りいたします。九州各地が繁栄・興隆し、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。また、九州地区と中国の友好関係がさらに新たな段階に進んでいくことを切に願っております。

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