10月31日、中国駐福岡総領事館は「九州ワンヘルス学者訪中団帰国報告会・中日産学研交流会」を開催した。訪中団団長、九州大学副理事清水周次は挨拶し、当館総領事楊慶東は中締めの言葉を発表した。訪中団を受け入れた上海交通大学、海南熱帯病研究センター、海南疾病予防制御センターのリーダーはビデオ挨拶をした。当館副総領事成岩、経済商務部主任王伝東、領事劉暁燕及び中日産学研界からの代表者合計40名あまり参加した。 清水団長は、団員たちは「ワンヘルス」を初めとするさまざまな分野における中国の発展に驚嘆し、大変有意義な旅だと評価し、これからも福岡県の「ワンヘルス」分野での影響力をよく発揮し、日中「ワンヘルス」における交流協力を更に深化していくことを促進する。副団長、九州大学アジア・オセアニア研究教育機構准教授銭琨は訪問の概要と成果を詳しく紹介した。団員たちは中国側学者と手を携えて、相互交流・理解を強化させ、両国間「ワンヘルス」協力のためともに努力していきたいと積極的に発言した。国際産学研促進会会長董発明、九州中資企業協会代表は、中日間医療介護など各分野の協力発展のため新たなチャンスを作っていきたいと話した。 楊慶東総領事は中締めの言葉の中で、当面全世界の科学技術発展は著しく発展し、人類は多くの問題と挑戦に直面しなければならない。異なる国と文化で育てられた科学技術者の協力が必要だ。中国は国際科学技術協力を重要視している。最近中国は一連の重大な改革措置と経済対策を発表し、全面的な改革を更に深化させ、対外開放を一層拡大する。「ワンヘルス」は新たな学際的な学術分野として、ますます中日韓乃至世界各国から重要視されつつある。総領事館は今後も九州地域中日産学研界のためプラットフォームを精一杯構築し、ワンヘルスを含む各分野での中日協力交流を深化していくと発言した。 当館主催の「九州ワンヘルス学者訪中団」は九州地域の医療、環境、農業など分野の学者15名から構成され、9月2日から6日まで上海市と海南省の政府機関、大学と研究院などを訪問し座談交流も行われた。
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